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SEOするSEO

先日「SEOしないSEO」という投稿を書きましたので、今日は「SEOするSEO」について。

まずは前回のおさらいから。

・検索エンジンの使命は、「いかにユーザーの要望にマッチするサイトを上の方に表示するか」です。 検索したものの、役に立たないサイトばかり上位に表示されたのでは、検索エンジンとしての使命はまっとうできていないと言えるでしょう。
・ゆえにサイト運営者は、検索エンジンで上位にヒットさせたければ、そのキーワードで検索をしたユーザーにとって有益なサイトを作れば良い。


以上でSEOは完了です。本当です。

ただし……と、ここからが今回の本題です。


検索エンジンはどのようにして「有益なサイト」という判断を下しているかというと、

・ページ当たりのキーワードの出現回数や密度であったり

・他のサイトからどれくらいリンクされているかだったり

・どれぐらいの回数見られているサイトであるかだったり

・ページのHTML構造の正しさだったり

そんなことを総合的に判断して、「有益である」と判断しています。
(簡潔に書いています)

ここで、その判断をするのはコンピュータです。


コンピュータと人間は、いつでもイタチごっこをしています。
上記の判断をするコンピュータをうまく使えば、「有益でないサイト」が上位に来ることも可能です。
「あたかも有益なサイトに見えるサイト」を作ることが、可能だということです。

わかりやすい例が「被リンク」です。

「被リンク」というのは、他のサイトからどれくらいリンクされているか、です。

ですので、関連会社や取引先など、リンクしてくれそうなところには、「Webサイト開設のお知らせ」とともに、リンクのお願いをしておくといいです。
インターネットはそうやって助け合い(?)で成り立っています。

ですが、関連会社や取引先だけでは「被リンク」の成果としてあまり大きなものが期待できないケースもあります。
そのようなケースでは、検索エンジンの「有益である」という判断には、早々には届かない場合が多々あります。
大企業でもなければ、たいていはそうなんじゃないでしょうか。

本当に有益なサイトであれば、徐々に順位は上がってきます。必ず。
そこは気長に待ちましょう、と私なら言いますが、そうも言っていられない場合には、SEOに投資をして「SEOの裏技」とでも言うべき手法を使います。

具体的には、「被リンクを増やす」などの方法が一般的です。
お金でリンクを買う、と言うとわかりやすいでしょうか。

お金を払って、いくつかのサイトからリンクをしてもらうわけです。

仮にAサイトとしておきましょう。

SEOコンサルに申し込んでお金を払ったら、Aサイトからリンクをしてくれました(通常は複数のサイトからリンクさせます)。
この際、このAサイトも有益であれば、なおいっそう「有益である」との判断が上がります。
SEO業者の宣伝などでは、「ページランクの高い優良サイトからの被リンク」などと謳われている場合が多いです。
このAサイトの価値が高ければ高いほど、金額も高いかもしれません。
上を望めば望むほど、金額も高くなりますが、検索エンジン対策としては即効性があるのも事実です。


ですが、ここで私はちょっと待ったと思うわけです。

確かに「被リンク」は増えますが、そのAサイトは業務とはまったく関係のないサイトかもしれません。
実際、SEO業者が「被リンク用のサイト」をいくつも持っていて、そこからリンクさせるだけという場合が(中には)あります。

そんな得体の知れないサイトからのリンクでいいんでしょうか?

と、思わないでもないわけです。

これが「裏技」と言われてしまう部分だと思います。

正々堂々と闘っているか?

と聞かれたら目をそらすような…


ただ、ビジネスですから、常にフェアであれとは思いません。

使えるテクニックは使いましょう。

良心に従っていたのでは、このIT社会を生き残れないかもしれませんし。

(私は、最後は正義が勝つと思ってますが)


そういうわけで、投資をしての「SEOするSEO」は即効性があります。
サイト開設後、早急に検索エンジン上位に(会社名以外のキーワードで)表示させたければ、そういう方法を使っても良いでしょう。

ただ、1年以上経っても、そのような「被リンク」に頼らなければ上位に来ないのであれば、それは「サイトの有益性」に疑問を持った方が良いです。

なぜ「検索エンジン上位」に表示させたかったのか?をもう一度思い出してみましょう。
数字上のアクセス数は上がっていたとして、当初に狙ったサイト効果(売り上げ増だったり、話題性だったり)は本当に得られているでしょうか?

継続していつまでもSEOに大金を投じ、検索エンジンの上位に無理矢理表示させたとしても、最後にサイトの有益性を判断するのは、コンピュータではなく人間です。

しかも、「検索エンジンで有益なサイトを探してきた」人間です。

アクセス数やSEOばかりに気を取られ、コンテンツを蔑ろにしていたら、下手すると「無益なサイトが上位に表示されていたもんだ」という憤りとともに、あっという間にサイトを後にしてしまうかもしれませんよね。

婚活サイト meets

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