SSブログ

久しぶりにSEO。技術的な手の内その1:オールドドメイン&IP分散型サーバ


docomoのiPhoneを入手して以来、達成感から頭の回転が鈍くなる、という状態を体験しました。

完全に、祭りの後の抜け殻ですね(笑)

というわけで久しぶりにSEOです。

現在取り組んでいる案件のSEO条件が非常に厳しい。

情報システムの担当者がWebに無駄に詳しいのはイヤです、もとい、話がしやすくなったなと感じます。



以前も書いているように、小手先のSEOなんぞ必要ありません、
というのが私の考えです。

検索エンジンでとある言葉を入力してページを訪れた読者にとって、有益なコンテンツがあり、それが維持更新されているならば、必ず検索順位は上がってきます。

なので、変なSEOに多大なお金をかけるよりは、コンテンツ制作に投資した方がよっぽどいいと思っています。

で、今回の案件の情報システム担当のHさんはこうおっしゃいます。

「それはわかってます。
もちろんコンテンツにも投資しますし、検索ワードを意識したコンテンツ作りをしてもらいます。でも、プラスアルファとして、いわゆるSEO対策を行ってはダメという理由はないですよね?」

と。

いかにも情報システム担当らしい言い回しw


いえ、おっしゃるとおりですよ。

投資できるならいいんじゃないですかね。

読者にとって有益なコンテンツ+私の嫌いなSEOのためのSEO。

最強かも知れませんよ。


どうせ私はコンテンツ制作(デザイン)のための業者という扱いでしょうから、SEOは専門の業者に頼んだらいいですよ、大枚はたいてね。

と、ここで、Hさんはさらに続けます。

「SEO専門業者には頼むつもりないんです。変な被リンクが増えるだけ、みたいなのは望んでいませんし、私も知識はありますから、作業は御社にお願いできればと思っています」


おっと!

イヤです、なんて言える雰囲気ではないですね。。。


で、渋々やることになりました。
SEOのためのSEO。


しかし、今回は「小手先のSEO」にならないよう、しっかり予算を用意してもらいます。


Hさんの計画は、
・関連サイトを10個
 それぞれコンテンツは作成準備ができている
・メインサイトが1個
 関連サイトからの流入の流れを作るが、あくまで関連サイト1つ1つは独立したコンテンツ運営を行う、というもの。


かなり規模の大きな話になってきました(汗)


ネットビジネス(アフィリエイト)でもよく聞く話ですが、サテライトサイト(関連サイト)から、キャッシュポイントとなるメインサイトに人が流れるように作る、という手法です。
(ネットビジネスの多くは、これを個人でやるもんだから、カスみたいなサイトがあちこちに散らばってますよね)

構造は同じですが、そのサテライトサイト(関連サイト)を独立運営できちんとできるなら、まぁ、いいんじゃないでしょうか。効果は絶大でしょう。


■まずドメイン

そしてWeb屋としてのSEOに入るわけですが、まずはドメインです。

メインサイトのドメインは、当然希望のものを付けなければならないので、新規取得としますが、関連サイトのものはオールドドメインを使っても良いかもしれませんね。

というか、できるのであれば、やってみませんか?と提案。

もちろん、無駄にネットに詳しいHさんですので、即OKが出ました。

オールドドメインはオークションもあるぐらいで、高値のものもありますので、業者選定も重要です。
詐欺みたいに高いところもありますからね(^^;

オールドと言っても、たかがドメインです。
取得費用、年間維持費は、新規取得の場合には、かかっても数千円ですから。

いくらページランクが高いとか、古いとか言っても、あまりにバカらしい価格のものは買わないようにしたいものです。

ですので、普通の良心的な業者を選びます。

例えばこちら、
優良な期限切れドメインが毎日手に入る、123ドメイン期限切れドメイン検索エンジン

参考までに…)こちらはプレミアムなドメインのレンタルサービス。
これぐらい価値のあるドメインなら、高くても利用価値はあるような気がします。。。
【スーパー・プレミアム・ドメイン】



■次にサーバ

本来なら大きなサーバを借りてマルチドメインで運用したりすれば、コストは安上がりになります。

ところが、このSEOというのはくせ者で、サーバのIPアドレスが共通だと、被リンクも評価されにくい、という性格を持っています。

(この辺、ドメインとIPの関係についての解説は省きます)

ということはどういうことかというと、
10個のサテライトサイトと、1個のメインサイトのIPアドレスは分散していた方が良い=別のサーバで運用した方が良い、ということになるわけです。

※IPアドレス分散についての参考資料
Google特許から解明されたIPアドレス分散によるリンク・アロケーションの重要性

そこまでやりますか…?

Hさんに思わず聞いてみたところ、

「もちろんです^^」

と、明るく言われてしまいました(-_-;)

ので、サーバもいつも通りの基準で選ぶわけにはいかなくなりました。

さて、IPアドレス分散のために、11社のサーバと契約するか???
と、ずいぶん考えたのですが…

IPアドレス分散型のサーバ会社を当たることにしました。

例えばこちら、
IP分散サーバー【IQサーバー】
IPアドレス分散レンタルサーバーを提供する123サーバー

こういった慣れないサーバを契約する際には、口コミや評価もぜひチェックしたいところです。

また、メールでのやりとりだけでなく、最低でもサポートと電話で話すとか、高額契約の場合には、向こうが拒否しても直接会っての打ち合わせに無理矢理持ち込むwとか、それぐらいしたいものです。


さて…

コンテンツはほぼ用意されている。ドメイン、サーバの方向性も決まった。

これで最低限の資源は揃いました。

これからサイトを組み立てていき、一気にSEO効果を高める技を仕込んでいくわけですが、それはまたの機会に書きたいと思います。

今回の案件で感じたことと言えば、

「嫌い嫌いも好きのうち」

はい、SEOするSEO、予算が許すのであれば、嫌いではないかも[黒ハート]

なんてことでした(汗)


---

1時間でアンドロイドアプリを作る方法
---




nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。