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ファーストサーバ大規模障害に思う、WordPressのバックアップ。

前記事の通り、WordPressのバックアップについて考えています。

なぜなら、今回のファーストサーバ大規模障害で、何件かのお客様のWordPressも、文字通り『まっさら』に戻ってしまったから。もちろん、DBも、まっさら。

サーバが復旧して、サーバを覗いてみての感想は、
「ホ~ント空っぽだ!」
でした。あっという間になくなってしまうんです。全部。

前記事のプラグイン、大変便利に見えます。
ですが、WordPressごと、DBごと、すべてがまっさらになってしまった場合は?

テンプレートは別途バックアップがあるだろうから、WordPress本体+テンプレートという『箱』の再インストール、再構築は比較的すぐにできると思います。
では、『中身』(投稿や独自HTML)はというと、データベースをバックアップしておく以外に、簡単に再現(再構築)する方法がありません。

これまで書きためた投稿・記事が、再度手動で投稿し直せる程度の分量であれば良いですが、これも数百を超えるときついかと思います。

これは、WordPressに限らず、無料・有料ブログであれMovableTypeであれ、同じことです。
『サーバにしかないデータは、ある日突然、消えてしまうことがある』
いい教訓になりました。

前記事の「WP-DBManager」などのプラグインは、当然WordPressが動いてこそ使えるものです。
バックアップデータはローカルのPCに保存しておくこともできますが、いざシステム(WordPress本体)まで再インストールとなると、うまくDB復元ができるかどうか。
これも、追々実験してみないとと思います。

※ちなみに、ローカルでWebMatrixを使ってWordPressをテスト構築して、まったく同じように本番サーバで構築したつもりでも、「エクスポート」「インポート」を使ってデータを移動してみると、カテゴリIDの相違や、それに由来する「記事がうまくカテゴリに収まらない」という現象もあります。

バックアップ、バックアップと言うけれど、システムが絡むといざというときにバックアップが使い物にならないということも、よくある話です。
念には念を、ということで、引き続き考えてみたいと思います。


今回のファーストサーバ大規模障害で、最も素早く復旧できたサイトは、皮肉にも、
・1枚1枚手作りでHTMLを書いた(CMSを使っていない)比較的静的なサイト
・かつ、更新をWeb制作会社に委託していたサイト
だったと思います。
こういうサイトは、あっという間に再構築が完了したのではないでしょうか。
少なくとも、身近な数社について言えば、そのようなサイトが圧倒的に早かったです。

何しろ、こちらの手元に「完全・最新のバックアップ」があるわけですし、動かすのに全然手間もかからない。
よそのサイトにWordPressを再インストールして設定している間に、FTPでデータをアップロードし、CGIなどの設定をチョロチョロっと元通りにすれば、すぐに「完全な復旧」が完了してしまいました。







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