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サーバをどこにするか(WordPress、Sencha Touch)

レンタルサーバ比較と、WebMatrix対応サーバの話題です。


だいぶほとぼりも冷めましたが、ファーストサーバ大規模障害のその後とでも言いますか。。。

いえ、昨日、ファーストサーバからセールスパートナー宛てに、非常に腰の低いメールが届いたもので、思い出した次第です。
このご時世、ファーストサーバに新規契約する法人があるんでしょうか?
私としては、大きなことをやらかしてしまった以上、今後は大丈夫!とも思うんですが、やはりお客様にはオススメしにくい。

それでも使ってみてもいいよという方は、使ってみてください。
ビジネスユースには、非常に使いやすいサーバです。
即日開通!初めてでも安心のレンタルサーバー


そして、私自身もちょっと困っているというか。
これまではファーストサーバをメインで売ってきていますから、今、まだサーバを持っていないというお客様の案件が発生したときに、どこのサーバを紹介するか、という部分で迷いがあります。

これまでに何社か使ってきてはいますが、ビジネスユースのサーバはどれも一長一短という感じで、気に入ったサーバというのがありません。

「ビジネスユース」にこだわると、いわゆる「激安」サーバは候補からこぼれ落ちていくことが多いです。
が、最近は、安いサーバでも信頼、機能ともに高く評価できるサーバがけっこうあるんじゃないかと思い始めました。

そのひとつが、「さくらのレンタルサーバ」です。
このサーバは、私の会社で長年ドメイン保持用に借りているサーバでもあります。
けっこう便利なので、サンプル制作やらプログラムの試運転などで使うことが多く、機能に不服はありません。
とにかく安いから借りているだけのつもりでしたが、べつにビジネスユースのお客様にも勧めてもいいんじゃない?と最近思います。

さくらのレンタルサーバ」の一番安いプランは、年間1,500円です。月額じゃないですよ、年額です。
一番人気のプラン(当社でも使っている)は、年額5,000円(月額払いだと500円/月)のスタンダードプランです。

ディスク容量10GB、メールアドレス無制限ぐらいでは驚かないこの頃ですが、
・マルチドメイン20個
・DB(データベースMySQL)20個
・メーリングリスト10個(メールマガジンとしても使えます)

このあたりの機能は評価すべきかと。
開発者としては、CRONの設定ができるのもありがたいです。

スタンダードプランの上には、月額1,500円~4,500円のプランや専用サーバサービスもあるので、もっとヘビーに使いたいという方は上のグレードを選ぶといいでしょう。


と、「さくらのレンタルサーバ」についてはこの辺にして。

ほかのサーバは?と色々検討をしています。

昨年、EC-CUBEを使ったサイトを納品したときには、お客様の希望で「WADAXレンタルサーバー」を使いました。
私はよく知らないサーバだったのですが(すみません)、EC-CUBEも簡単にインストールできて使いやすかったです。
印象としては、「普通」。

最近あちこちのサイトでバナーを目にすることが多いのが、「Xserver(エックスサーバー)」。
特に、アフィリエイターの方に多いような気がします。ブームなんでしょうか。

Xserver(エックスサーバー)」の一番安いプラン(X10プラン、12ヶ月一括払い12,600円/月額換算1,050円)を、
前述の「さくらのレンタルサーバ」スタンダードプラン(年額5,000円、月額500円)と比べてみます。

ディスク容量40GB、メールアドレス無制限、
・マルチドメイン無制限
・DB(データベースMySQL)30個
・メーリングリスト機能はないようです

というような結果です。

年額にしてXサーバーの方が7,000円ぐらい高いんです。

う~ん、微妙に「さくら」に軍配が上がるような気がします。
単にさくらが「開発者ウケがいい」というだけかもしれませんが…


で、ここへ来て、私にとっては目から鱗みたいなサーバを見つけました。
今まで名前しか知らなかったのですが…

ExpressWeb(エクスプレスウェブ)」というサーバになります。
サーバのOSがWindowsなんですね。

まずはバナーをご覧ください。その下に、私がこれだ!と思う理由を書きたいと思います。



ディスク容量30GB、メールアドレス無制限、
・マルチドメイン無制限
・DB:SQL Server 2008→3個、MySQL→3個
・メーリングリスト無制限


料金は1プランのみ。
通常は395円/月、年額4,740円、なのですが、
今なら12ヶ月払い特価で年額3,150円(月額換算263円)、2年目以降も3,150円でいいらしいです。

で、このサーバのすごいところは、「WebMatrix対応」を謳っているところ。
「Sencha Touch」の投稿にも書きましたが、「Sencha Touch」にしても「WordPress」にしても、Windowsで制作する人にとって、今や便利でしょうがない、なくてはならない存在の(と思っている)「WebMatrix」です。

でも、「WebMatrix対応サーバ」というのは、具体的にはどんな対応なの?と気になります。

これまでの開発作業を考えると、WordPressであれば、
・WebMatrixを使ってローカルでWordPressを動かし、ソースを書いたりしてテンプレートやウィジェット等を作る
・投稿はローカルのWordPressで書いたものに関してはエクスポートしWeb側にインポート
という作業が普通かと思います。
(エクスポート、インポートがうまくいかなかったりすることがあるのも事実ですが…)

某サーバの大規模障害でお客様のサーバが空っぽになったときに思いました。
もっと確実なバックアップはないのか?と。
なにせ、お客様の社内Web担当者が更新した記事は、バックアップがなく、まっさらに戻ってしまったからです。
制作業者がいくらバックアップのプラグインを入れて、やり方を教えても、活用されなければ何の意味もなさないわけですから。

ExpressWeb」の「WebMatrix対応」が、これまでの作業工程を変えうるものであるなら…と、興味津々。

サーバのサイトにはこんなふうに書かれています。
expressweb01.jpg
簡単&軽快な新しいビューエンジン ASP.NET Razorが利用可能!

ExpressWebは、マイクロソフト社が無償配布するWeb開発ツール = WebMatrix に完全対応!
簡単&軽快な最新ビューエンジンであるASP.NET Razorで作成したWebアプリの運用環境としてご利用いただけます。また、同ツールのWeb Deploy(Web配置)機能にももちろん対応済みです。

WebMatrixでお手元のPC内にインストール&カスタマイズしたWordPressなどのWebアプリを、簡単操作でデータベースごとExpressWebに発行したり、逆の操作でお手元のPC内にバックアップを取ることもできてしまうという大変便利な機能です。ぜひ、ExpressWeb x WebMatrixの素晴らしさを体験してください。


うん、よくわからない。……じゃなくて。

注目すべき点は「簡単操作でデータベースごとExpressWebに発行したり、逆の操作でお手元のPC内にバックアップを取ることもできてしまう」という部分かと思います。
つまりは、WordPressのインポート、エクスポートを使うのではなく、DBごとアップロードみたいなことができてしまう、と、そう読みました。

WordPressのお客様には、このサーバをオススメするのもいいかもしれないです。
最強のバックアップなんじゃなかろうか…

●デザインも投稿も必ずローカルでやる
●丸ごと「ExpressWeb」に送る
と決めれば、サーバが飛んでも大丈夫!
てな風に、なるように思います。

…なるといいな……

興奮気味にここまで書きましたが、そうそう、業務用に新しいドメインを取ろうとネットサーフィンをしている途中でした。
この料金なら、勉強代も兼ねて、知らないサーバでもいいかなと思えますので、申し込んでみようかと。

またレポートいたします。


WebMatrixの導入は簡単です。こちらからどうぞ。
http://www.microsoft.com/japan/web/webmatrix/
webmatrix01.jpg


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